『保育園行きたくない!』壮絶2・3歳双子の登園拒否の乗り越え方と双子の強み
保育園(保育所)や幼稚園、認定こども園などにお子さんを通わせるとき・・・
「行きたくない!!」
と言われたことはありませんか?
我が家の双子の壮絶保育園イヤイヤ期を乗り越えた方法をまとめてみました。
もし、今イヤイヤ真っただ中という方は最後まで読んでいただけたらうれしいです。
登園拒否に悩んでませんか?
最初からスムーズに笑顔で「いってきます!」「いってらっしゃい」をしてくれたらいいのですが、なかなか難しい保育園や幼稚園などの送迎。
初めての登園は尚更親子で不安がいっぱいですよね。
そして今は、外出自粛もあってちょっと慣れてきたかな?と思っていた幼稚園も今回の緊急事態宣言がありお休みになってしまったという方も少なくはないはずです。
今回に限らずゴールデンウィークや夏休み、冬休み開けなど長期連休の後は学校も含めていきたがらないというお子さんの姿も良く目にします。
私も前職は子どもに携わる仕事をしていたので経験上、4月に不安で泣くお子さんよりも、GW明けに泣いて登園を嫌がるお子さんのほうが、長期戦になることが多いなと思ってみていました。
それから、お仕事をされている方は限られた時間の中で送迎を行っていると思うので朝はもうバタバタですよね。
笑顔で見送れる日はいつになるのかと、不安に思うこともあると思います。
「保育園行きたくない~!!(泣)」に母、困惑
我が家は、2歳から一時保育に通わせて、3歳児クラスから普通保育にあがりました。
一時保育の説明会の日。
保育園に行くまでは、お散歩気分を楽しんでいた子どもたちでしたが、お昼寝の時間で手が空いていた先生たちも多くて双子見たさなのか先生たちが総出でお出迎えしてくれました。
私としてはうれしかったのですが、ビビりな我が家の子どもたちにとっては、知らない建物の中に知らない大人の人がたくさんいるということにびっくりしてしまい・・・。
もうそれから保育園が怖くなってしまったようでした。
本当、保育園が嫌となるきっかけってどこにあるかわかりませんよね。
先生たちには言えない、私の心の中にあるお話です。
それからというもの、しばらくイヤイヤが続いて、やっと落ち着いたと思ったら、今度は新学期で担任が変わったことで、子どもたちのイヤイヤ再び。
今度は2歳の時よりももっと強烈なイヤイヤ期でした。
登園、降園はまさにこんな感じ。
ベビーカーを使う年齢でもないし、一旦歩かなくなるともうダメなので、ひたすら抱えて家までの距離を歩く毎日がどれくらい続いたでしょうか。
半年?
壮絶過ぎて記憶が飛んでいます(笑)
まぁ・・・でもこれがリアルな私の日常でした。
でも、迎えに行くと・・・
「ママ~!!」と元気に私を笑顔で迎えてくれる子どもたちの姿がありました。
朝を、乗り越えたら子どもたちって楽しめるんですよね。
その笑顔を見るたび、本当に安心しますよね。
だから私はどんなに泣かれても登園拒否を理由に保育園を休ませたことはありません。
うちの子の場合、ここで休んでしまったら努力が水の泡になってしまうと思ったからです。
お子さんの登園拒否にはきっといろいろ理由があると思います。
子どもたちの様子に合わせて対応は変わってきますよね。
登園拒否をしたときの原因と対処法
5つの例に沿って対応方法をまとめてみました。
①体調不良
子どもが具合が悪いとき、すごく機嫌が悪くなる時がありますよね。
イヤイヤ期真っただ中だと尚更、「またはじまった・・・」と思ってしまうこともあるかもしれません。
そうならないためにも、登園前には検温をするなど体調チェックが大切ですよね。
たった数秒、数分かもしれませんがひとりずつ抱っこしての検温はちょっとしたスキンシップにもなりますね。
②親と離れるのが不安
おそらくこれが一番多い理由ではないのかなと思います。
初めての環境での園生活は子どもたちも不安と緊張がいっぱい。
まずはその気持ちを理解してあげることが一番大切かなと思います。
一日でも早く園生活の楽しさを感じてもらうために、気持ちに寄り添いながら、最初は泣いてしまうかもしれないけど、がんばって連れて行って、帰ってきたらたくさん褒めるを繰り返してみてくださいね。
③長期連休後で園生活になじめない
連休中は親も子も生活リズムが変わってしまいがちです。
おやすみ中もいつも通り起きて、朝ごはんを食べてと生活リズムをできる限り崩さないことをぜひ意識してみてくださいね。
また、親と一緒にいる時間が長い分、4月のスタート前にもどったり、それよりも余計に不安に思ってしまうこどがあります。
それも②同様、子どもたちを励ましながら、登園できたことを褒めて伸ばしてあげるように私は意識していました。
④友達関係がうまくいってない
このパターンも私が実際に経験したことです。
グループ替えがあり仲のいい友達と別のグループになった挙句に、双子の片方がその子と同じグループになりやきもちを焼いた結果、保育園行きたくない症候群が発生しました。
友達とケンカしてしまったときもそうですが、園生活の問題はぜひ先生に相談してみてください。
家でできること、保育園で対処してくれることがきっとあると思います。
⑤行事など参加したくないことや苦手なことがある
これは年長さんなどはよくあることかもしれません。
行事などでみんなの前で発表する機会があるときやクラスで取り組む活動の中に自分の苦手なものがあるときなどがきっかけで、なんとなく保育園に行きたくないなと思うことが出てくるときがあります。
もしそれがおうちでも練習できることならば、親がお客さんになって発表を聞いてみたり、製作だったらおうちでも一緒に作ってみたりなどしながら少しでも自信をもって行動できるような工夫が必要かもしれません。
保育士さん・幼稚園の先生の思い
子どもが泣いているのを見ると、ついつい心配になってしまうけど、そこで長居をしてほしくないという思いを持っている先生たちは多いです。
そこでさっと立ち去るのは、ちょっと心苦しいところもあるかもしれないけど
先生、この子泣いてるからお願いします
声をかけてもらえたら、必ず先生たちはしっかり対応してくれると思いますし、子どもたちも早く泣き止んで遊びに入ることができます。
普段の園生活は見えないから、なおさら親としては不安に思いますが、大丈夫です。
信頼できる先生ならば、安心して任せてみることで、先生と親との信頼関係は必ず子どももわかります。
先生たちは、優しくしてくれるから大丈夫だよ
双子の強みは最大限生かす
大変なことが多い双子育児ですが、強みもあります。
それは2人で一緒に登園できること。
もちろん、そこで2人一緒に泣かれたらもう大変なのですが、双子だからといって園になれるスピードが全く一緒というわけではありません。
性格だって違いますよね。
もし、双子ちゃんのどちらかが歩いているときは、片方の子の前でたくさんたくさん褒めてみてください。
もしかしたら泣いてる子の意識も少しずつ変わってくるかもしれません。
まとめ
①体調不良
⇒毎日の検温と体調チェックをする
②親と離れるのが不安
⇒保育園の楽しさを知らせる
いつまでも心配そうにせずに、園を離れる
③長期連休後で園になじめない
⇒生活リズムを見直す
④友達関係がうまくいっていない
⇒先生と相談して改善策を練る
⑤行事など参加したくないことや苦手なことがある
⇒苦手意識克服できるように、一緒にトレーニングする
【結論:いつも通り笑顔でちゃんとお迎えに来るという安心感を】
大人が会社に行きたくないことがあるように、子どもあっていきたくないときややりたくないときもあります。
送迎時のギャン泣きは本当に疲れるし苦しいです。
そんな時に、きつく怒ってしまって後悔することもきっとあるし、どうして元気に保育園に行ってくれないんだろうって悩むことも絶対あると思います。
怒ったって逆効果なのは、きっとみんなわかってることだけど、気持ちに余裕がない時はつい口が先に出てしまうこともあります。
でも、必ず落ち着いて自分から保育園や幼稚園に行きたいと言ってくれる日が来てくれるということは絶対に忘れないでくださいね。
子どもたちは十人十色。
行きたくない理由もきっと様々あると思います。
子どもたちが泣かずに保育園に行けた日のこと、泣いてしまった日のことをチェックして成功したことを一つずつ増やしていけるといいですよね。
一人で悩んでいるのが苦しくなったときは、そっと先生に悩みを打ち明けてみると何かいい手掛かりも見つかるかもしれません。
朝を乗り越えたら、きっと帰りは笑顔です。